使い捨て
デンタルフロスは、約270本もの細いナイロンの糸をよりあわせて、歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間の歯垢をかきだしやすいように作ってあるのですそして、衛生面を保つ為に使い捨てが一般的のようですよ。
一般にデンタルフロスと呼ばれているものには、用途に合わせて形や幅、太さの違うものや、「デンタルテープ」や、「ガーゼテープ」などと呼ばれているものや、ワックスがコーティングされて滑りを良くするものなどの多くの種類が市販されているのです。
そして、フロスの最も一般的な使い方を説明したいと思います。
長さ40センチ程度のフロスを取って、両端を両手の中指にそれぞれ巻きつけて、手に固定してください。
そして、人差し指と親指を使って、フロスをリードして歯間にゆっくりと挿入して、歯と歯肉の間の溝、1〜2ミリ程度のところまで差込んだあとに、フロスを「C」型にして歯を包むようにしてください。
そして、左右の歯面のそれぞれこすって歯垢を除去するようにしてください。
また、同じようにして、フロスの位置をやや変えながらすべての歯間に処置を行ってください。
また、使用中に引っかかりや、フロスが切れるなどの異常が生じた場合などには、歯間に虫歯があるなどの原因が考えられるのです。
このような時は、一旦使用を中止して歯科医師の診断を受けたほうが良い場合が多いようですよ。
また、子供さんの場合なのですが、保護者の方がむし歯を見つけて来院される時には、かなりむし歯が進んでいて、神経の治療が必要なことは、決して珍しくないのです。
なので、歯の間のむし歯の予防には、歯ブラシで磨くだけでは不十分で、デンタルフロスという糸を使うことが大切なことなのです。
最近では、衛生面にも配慮したものもたくさん売られているので、また100円ショップなどにもおいてあります。
100円だと使い捨てのフロスも遠慮なく使えますよね。是非一度ためしてみるといいですよ。
また、フロスを使う使用頻度としては、一日一度、就寝前に行う程度で十分だとされているのです。
また、ワックスのついているものはとても滑りやすくなっているので、はじめて使うという方や、お子様にはおススメといえますよ。
どちらを、使うにしてもちゃんと正しく使うことによってその効果に大差はないので、自分に合ったほうをちゃんと選んで使用してくださいね。
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