デンタルフロスの役割
歯ブラシでブラッシングしただけでは、歯と歯の間は十分に磨けていないのです。
皆さんも知っているとは思うのですが、ムシ歯や歯周病の原因はプラーク(歯垢)なのです。
そして、この中には億単位の細菌が潜んでいるとされているのです。
なので、デンタルフロスを使って、歯ブラシでは届かない、歯と歯の間に入りこんだプラークをきれに取り除く必要があるのです。
フロスは歯と歯の間に溜まった物を取るのにもっとも有効な方法なのです。
また、フロスを持ち上げるときに何か引っかかるような場合などには、歯石が付いている可能性があるので、糸がすり切れたり糸が入らなくなったりした場合などには、歯科医に相談して、適切な治療を受けるようにしてくださいね。
歯周病菌は酸素を嫌うので、歯と歯の空気の届きにくい所にとどまっているのです。
と言うことは、歯と歯の間から歯周病が発症していることになるのです。
また、歯周病だけではなく、歯と歯の間は歯垢も溜まりやすくて虫歯になりやすい場所でもあるのです。
なので、虫歯と歯周病予防を手助けしてくれるお掃除方法が、歯間ブラシとデンタルフロスなのです。
また、厚生労働省が平成17年に実施した歯科疾患実態調査によると、20歳以上の77.5パーセント、20歳未満でも48.4パーセントの人達に、歯茎に炎症が見られるという結果が出ているのだそうですよ。
そしてなんと、40歳以上の半数近くの人が歯周病に罹っていると想定されているのです。
歯ブラシのみの歯垢除去率は60パーセント以下なのですが、歯間ブラシとデンタルフロスを歯ブラシと併用して使用する事で歯垢除去率が95パーセントまでアップすることも分かっているのです。
そして、若い人達は昔に比べるとあごが小さいようです。
なので、歯並びの悪い人達が増えているのが現実のようですよ。
歯並びの悪いところは、ハブラシが届きにくいのです。なので、プラークや食べかす、ステイン(着色汚れ)が残ってしまいがちなのです。
なので、ブラッシングにプラスして歯間ブラシやデンタルフロスなどの使用で、歯間部の歯垢も除去する習慣を付けるようにしてください。
歯間ブラシが入らない狭い隙間の清掃にはデンタルフロスがお勧めなのです。
前歯と奥歯などで歯間部の広さが違う場合などは、デンタルフロスと歯間ブラシを使い分けるといいですよ。
また、歯間ブラシのサイズを使い分けるなど、ご自分にあった方法で行うようにしてください。
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