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デンタルフロスの歴史

デンタルフロスの歴史

デンタルフロスや楊枝を歯間掃除に使うという慣習は有史以前の人間にも存在していたのだそうですよ。

それは、歯にそれらの痕跡と見られる溝が見つかっているからなのだそうです。

なので、デンタルフロスやまたそれに似たものは、有史以前から使用されていたと考えられているのです。

1980年代当時、日本では、食べカスが歯に詰まったときには、『爪楊枝』を使うのが一般的だったのです。

ですが一方で、欧米では糸タイプのデンタルフロスが中心だったのです。

そして、ようやく日本でも、歯と歯の間の汚れ(歯垢等)を落とすことの重要性が認識されるようになって、デンタルフロスが使われ始めたのです。

ですが、爪楊枝になれた日本人には糸タイプのフロスは使いづらいと言う声が多く寄せられていたのだそうです。

そこで、1987年、小林製薬は、爪楊枝の使いやすさとデンタルフロスの機能を組み合わせた歯間清掃具『糸ようじ』を開発したのだそうです。

デンタルフロスが当たり前に使われている欧米に、フロスに柄を付けて使いやすくした製品があって、これを日本に導入すれば、爪楊枝を使い慣れた日本人でも、フロスを使う習慣が定着するのではと考えたのだそうです。

また、デンタルフロスは第二次世界大戦までは、あまり一般的ではなかったのです。

ですが、大戦中、チャールズ・C・バス博士によって、絹製より摩滅しにくい、弾力性や耐久性に富んだ、切れにくい現在のようなナイロン製のフロスが発明されたので、大戦後には歯をより清潔に保つためにフロスを用いることの重要性が強く強調されていたのだそうです。

歯ブラシでブラッシングするだけでは、歯垢の50パーセント〜70パーセント程度までしか除去できないと言われていたのですが、フロスを使うことによって、約90パーセント程度までの歯垢の除去率を高めることができるようになっているのです。

そして、デンタルフロスでは、必要以上に力を入れすぎたり無理に歯間にねじ込んだりしてしまうと、かえって、歯肉を傷つけてしまうといった恐れがあるので、ここはゆっくりとやさしく行うように心がけてくださいね。

フロスは、歯磨きと一緒に合わせて使っていくことで口腔内の清潔を常に保てるようになるのです。

なので、爽やかな息でいたいというあなたには、お手軽でピッタリの商品といえると思います。

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